本の感想

嫌われるのが怖いあなたへ「嫌われる勇気」より

嫌われるのが怖い私

あなたは「嫌われたらどうしよう」と悩んだり、「嫌われてるかも、、」と落ち込んだことはありますか?私はあります。というかしょっちゅうです。

嫌われてるかどうかなんて気にしない!と考えようとしても、どうしても気になってしまいます。きっと、そんな人多いんじゃないでしょうか?そんな人に知ってもらいたい本があるので紹介します。こちらです。

「嫌われる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教え」著者/岸見一郎 古賀史健 出版社/ダイヤモンド社 

ベストセラーになったので、知っている人も多いかもしれません。アドラーという心理学者の考え方を物語形式で説明していきます。私はこの本が大好きで、悩んだ時はこの本を開きます。奥深い本なので常に新しい発見があります。今回この本に基づき、「嫌われるのが怖い」あなたに知ってもらいたいポイントをまとめました。

何故嫌われる勇気が必要か

考える男性

アドラーは、「嫌われる勇気」の大切さを説くのですがなんで「嫌われる勇気」って必要なんですかね?別に好かれようと努力してもいいじゃんって思いますよね?

この疑問を私を例にとって説明します。始めに述べたように、私は嫌われるのが本当に怖く、常に人の顔色を伺っています。そうすると何が起こるか?常に他人の評価を気にするので、自分のやりたいことができなくなり、自分の人生を生きれなくなるわけですこれをしたいけど嫌われるからやめておこうなどと、考えてしまうんですよね。

でも他人に好かれるために自分のしたいことを我慢する人生ってむなしいですよね。自分の人生を生きるためにも、「嫌われる勇気」は必要なんです。

とは言っても人に好かれたい、と願うのは人間の本能ですよね。ただその本能とどう付き合っていくか、これは自分の力で変えられます。以下引用します。

前略 すなわち欲望や衝動のおもむくまま生きること、坂道を転がるように生きることが『自由』なのかというと、それは違います。そんな生き方は欲望や衝動の奴隷でしかない。ほんとうの自由とは、転がる自分を下から押し上げていくような態度なのです。P161

つまり、人から好かれたい!という欲望のままに行動するのは、本当の人生ではない。「人に好かれたい」という欲望を我慢し、理性で自分の信じる道を探すことが本当の人生だ、ということでしょう。

確かに私の場合この欲望が非常に強くて、意識しないとどんどん人に好かれるため行動していってしまいます。そこをぐっと我慢しないと、自分がしたいこともわからなくなってしまいます。

嫌われる勇気を持つために課題の分離をしよう

嫌われる勇気を持つことが大切なことは分かりました。では嫌われる勇気を持つ具体的な方法はなんでしょうか?

アドラーは課題の分離という方法を提示しています。課題の分離とは「自分の課題」か「他者の課題」しっかり見極めて、「他者の課題」には、踏み込まないことです。

例えば、私はある人に好かれたくてしょうがないとしましょう。でもその人が私を好きになるかどうかはその人の課題なのです。私の課題ではありません。だからその人が私を好きになるかどうかは私にはどうしょうもない問題であり、その人の自由なんです。だからその問題は切り捨てなきゃいけないわけです。

逆にいうと、私がその人を好きになるかどうかは私の課題であり、私の自由なんですね。このようにして、課題の分離をしていけば嫌われる勇気を持つ第一歩になります。

嫌われる勇気を持ったその後

開放された人

では嫌われる勇気を持ったら、それで幸せになれるのでしょうか?人生のゴールは嫌われる勇気を持つこと?アドラーは、そうではないと言います。

アドラーは人生のゴールは共同体感覚を持つことだと言います。共同体感覚とは「自分は誰かの役にたっている」という感覚のこと。この感覚を貢献感といいます。貢献感さえ感じられれば誰でも幸せになれるのです。

だけどこの貢献感、嫌われる勇気がないと感じることはできません。例えば嫌われる勇気がない状態で、落ちているごみを拾うとします。その時は「このごみを拾えば、みんなに好かれるだろう」という気持ちでごみを拾うわけです。純粋にみんなのためを思って拾うわけではないので、偽善になるわけですね。

では貢献感を持ちながら、ごみを拾う時はどうでしょうか?自分が好かれるとか自分の評価は気にせず、ただ誰かの役にたっていると感じながら、ごみを拾うわけです。この時、人は幸せを感じます

ここで私が重要だと思うポイントは貢献感は主観的でよいということです。人に「ごみを拾ったからあなたは役にたっている」と評価されなくてもよい。自分で「私は役にたっているのだ」と思えればそれでいいんです。ここを間違えると、「人の役にたっている」ことを他人に確認しなくてはいけなくなるため、嫌われる勇気が持てなくなります。

確かに誰にも見られていなくても、ごみを拾うと気持ちがいいですよね。無意識に貢献感を持ち、幸せになってるのかもしれません。私も「人には嫌われるかもしれないが、この方法でみんなの役にたつ!」というものを見つけたいと思います。

まとめ

以上私が「嫌われる勇気」をよんで大切だと思うポイントです。嫌われるのが怖いという人は、以上のことを意識してみると大分楽になるのではないでしょうか?

アドラー心理学はただ知るだけではなく、実践してみることが大切だそうです。より深く知りたい方はぜひ「嫌われる勇気」を手にとってみてください。勇気をもらえる言葉をたくさん発見できて、実践しよう!と思えるはずです。