本の感想

毎日がつまらないと感じる人必見 「没頭力 『なんかつまらない』を解消する技術」より

あなたは毎日充実していますか?毎日ワクワクして朝起きるのが楽しみですか?きっとそうじゃない人がほとんどだと思います。大人って楽しいことばっかっりしていられませんよね。嫌なこと、苦手なことも我慢してやらなければいけないため、毎日が楽しい!という人は少ないと思います。そんな人に今回はこちらの本を紹介しようと、思います。
「没頭力 『なんかつまらない』を解消する技術」 著者/吉田記 出版社/太田出版

人生を幸せに生きるには何が必要だと思いますか?本書では「没頭力」に注目しています。コミュ障に悩んだアナウンサーが、たくさんの方と対話しながら話が進みます。なので気軽にさくっと読めました。

没頭力とは何か

そもそも没頭力とは何でしょう?本書では没頭をフローとも言い換えていますフローってよく聞きますが、要は何かに夢中になって時間が立つのも忘れる状態のことです。あなたも一度は体験したことがあるでしょう。

この没頭する力があれば、人は幸せになれるんじゃないか、というのが本書の主張です。

幸福に必要な没頭力

なぜ幸せになるのに、没頭力が必要なのでしょうか。心理学者マーティン・セリグマンによると、人間が幸福を感じる要素は、

意味
没頭
の3つなんだそうです。

快楽は、飯を食べて美味しいとかお金をいっぱい使ってスッキリとかそういうことです。一番わかりやすい幸福ですね。

意味は、誰かの役に立ちたいとか地位がほしいとかそういうことですね。自分の人生に意味を与えること、自分の人生に目的を与えることでしょうか。ほとんどの自己啓発の本は、②について語られていると思います。私も幸せになるにはを考える時、②を中心に考えています。

で、見落としがちなのが③没頭なんですね。快楽とも関係ないし、没頭している時は人生の意味など考えもしない。だけど没頭している時って楽しいですよね。

だから、人生を没頭で埋め尽くして、毎日をわくわく過ごせば、人生は幸福になります。だから自分が没頭できるものを探すのが大切なんですね。

没頭力はマインドフルネスと同じ?

では没頭力をつけるのに、どういった事が必要か、本書ではいろいろな提案をしていきます。一つ私が興味深く思った部分をご紹介します。

フリーダイビングの世界記録保持者、マンディ=レイ・クルークシャンクという人の話です。この人が水中に潜っている時の様子を引用します。

彼女が潜っている最中というのは、今この瞬間をモニターしているだけなんだそうです。過去(さっき呼吸を失敗したな)や、未来(この先、酸素がなくなったらどうしよう)について考えることは意味がなく、ただ潜って、足を動かす回数(キックサイクル)を数えているだけなんですって。 P177

この状態ってマインドフルネスに近い状態ですね。今に集中していれば、違う場所に到着する。この話を読んで、以前紹介した「嫌われる勇気」の話を思い出しました。

「嫌われる勇気」のなかで、成功したダンサーは未来や過去のことを考えてダンスをしているのだろうか?ということが語られてます。もちろん「世界一になりたい」とか「こんなことで失敗した」とかいろんな思いがあるでしょうが、踊っているときはそんなこと考えていないだろうと。今を精一杯踊った結果、偉大な功績を残す人が多いのでしょうね。

確かに何かうまくいっている時って、今ここに集中している時が多い気がします。逆に失敗する時って過去や未来のことを、あれこれ考えている時が多い。マンディ=レイ・クルークシャンクも、そうやって潜ってきたからこそ、世界記録を打ち立てられたのかもしれません。

没頭力をつけるには今ここに集中することから始めるのがよいかもしれません。

没頭力=好きなことをやり続ける力

こうして見ると、没頭力をつけるには自分が好きなものを探すことが1番なのかもしれません。好きなことをしているといつの間にか没頭していて、偉大な目標に到達するのだと思います。

でも好きなことだけして生きていけないじゃん!と思う人もいるんじゃないでしょうか?(私もそうです)そんな人に、著者はこう声をかけます。

「好きなことだけして生きていけると思うな」って言い回しがありますよね。僕はそれって変だと思う。むしろ、好きなこともしないで生きているって変じゃないですか? P47

私はここに強く同意しました。好きなこともやらないで、なんのための人生かって思います。好きなことをして、好きなことで人生埋め尽くしたら、きっと幸せになれる気がします。

まとめ

大人だから嫌なことも我慢してやらなければいけない、、、と思ってる人は多いはず。そんな人は毎日がなんかつまらないと感じているはずです。そんな人はぜひ没頭力をつけてほしいと思います。

本書は没頭力とは何かから、どうしたら没頭力がつくかまで、いろいろ考察しています。これを読むと「自分の人生、好きなこと(没頭)で埋め尽くそう!」と思えます。ぜひ読んでみて下さい。