本の感想

「アサーション トレーニング」を読んで

最近、内向型で生きていくにあたって、ありのままの自分を表現するのが本当に大切だなぁと感じる日々なんでが、、。ありのままの自分を表現するって、本当に難しいですよね!?

これを言ったら嫌われるんじゃないかと考えたり、逆に言い過ぎて落ち込んでしまったり、、、。何か具体的な方法はないかと探していたら、これはと思う本を見つけました。

こちらです↓

アサーション トレーニング さわやかな〈自己表現〉のために 著者/平木典子

こう表現すれば、自分も気持ちがよいし、相手も傷つけない。まさに爽やかな自己表現だなと感じました。今回、この本を読んで心に残ったポイントについて、書いていきたいと思います。

アサーションとは

アサーションを一言でいうと爽やかな自己表現だそうです。詳しく説明します。

例えば、傷つくことを言われた時、あなたならどうしますか?大きく分けて3つのタイプがあるそうです。

①「悲しい!そんなこと言わないでほしい」と思いつつも、もめるのが嫌なので我慢する
②「そんなこと言うなんて、あなたはひどい人だ!」と怒る
③「そんなこと言われると傷つくので、やめてほしい」と頼む。

③のやり方がアサーョンと言われるコミュニケーションです。①のやり方は、一見トラブルが起こらないので、よい対応に見えますね。ただこのやり方では、自分の気持ちを大切にしていないので、ストレスが溜まっていきます。私はこちらをやりがちです。

②のやり方は、自分の感情だけを爆発させてしまっていて、相手の気持ちを大切にはしていません。怒りっぽいひと、自分の意見を絶対曲げない人に多いイメージです。トラブルになりやすい対応ですね。

③の対応はどうでしょうか?自分の思ってることを伝えられて、なおかつ相手の気持ちも考えています。ストレスも溜まりにくく、トラブルにもなりにくい。

このようにアサーションは、自分の気持ちと相手の気持ち両方大切にします。この本は、このアサーションについて、やり方や考え方などを紹介しています。

アサーションの考え方

楽しそうに会話する二人

具体的なやり方を知っていても、考え方がアサーティブでないと、アサーションできません。つまり、心の底から「私はOK 、あなたもOK」という考えを理解してないといけないんですね。以下のような考えはアサーティブではないそうです。

アサーティブではない考え方①

人は誰からも愛され、常に受け入れられるようであらねばならぬ 中略この思い込みをしていると、人に嫌われないようにするために、自分の意見や希望は言わず、人には逆らわないよう努力し、もめごとを避けるようになります。相手の気に入るような行動をとり、相手によって自分の行動が変わります。

これを読んで思い当たるふしがあり、はっとしました。私も人と衝突するのが嫌いで、常に他人に受け入れられなければ、という思いが強いです。嫌われるのが怖くて、自分の意見を飲み込んだり、周りにあわせることも多いです。そうすると、自分の意見を主張できない=アサーションできないというわけです。

でもアサーションせずに周りの人に合わせても、私のことを嫌いな人は嫌いだと思うんですよね。そもそもすべての人に、自分のすべてを受け入れてもらうのって不可能なんです。だったら、自分の考えをしっかり持ち、嫌われることもあり得ると覚悟を持つことが大切なのかもしれません。

やはりここでも嫌われる勇気が必要なんですね。(嫌われる勇気にかんしては自己啓発で有名なアドラーも追及しています。)岸見一郎氏の「嫌われる勇気」の感想はこちら

嫌われるのが怖いあなたへ「嫌われる勇気」より

アサーティブでない考え方②

人を傷つけるのはよくない。だから人を傷つけるような人は責められるべきである 中略

この思い込みを持っている人は、人を傷つけまいと細心の注意を払っています。だから、傷つけるような言動に対しては、自分にも他者にも厳しくなります。

これにも思い当たるふしがあります。人を傷つけるのって怖いですよね。でも人って思わぬことで傷ついたりするものです。人によって傷つくポイントも違うし、それを考えていると本当に疲れます。

で、ここまで気を使っているのに、他の人が気を使ってくれないと、大変腹正しいんですよね。でも自分が傷つくポイントも、他人からしたら分かりづらいんです。つまり人を傷つけずに、また傷つけられずに生きるのは不可能なんですよね。そこを間違うと努力する方向が違ってしまい、アサーションできなくなるのでしょう。

アサーションしたい人へおすすめ

ありのままの自分でいたいけど、具体的な方法がわからない、と言う方はたくさんいらっしゃると思います。そんな人は、ぜひ読んでみてください。

相手を傷つけずに自己表現することってなかなか難しいですが、技術を学んで練習すれば、不可能ではないと感じました。